噛み合わせ(かみ合わせ) 顎の矯正 歯科(矯正歯科・小児歯科) 清水歯科医院

治療効果とリスク、注意点
治療効果とリスク、注意点
清水歯科医院のBBFG顎矯正治療は、バイオブロック装置を使ったフェイシャルオーソトロピクス
(自然成長誘導法)という顎顔面育成治療、並びに噛み合わせと身体とのバランス回復を目標にするBBOスプリント療法とを組み合わせています。
そして清水歯科医院は、これらを施術の中心に据えている自由診療の診療所です。
提示する症例は、上記の治療法を組み合わせ実施して得られた結果であり、個々の患者自身の努力の賜物です。
1) 各症例の治療は,術前の検査を元に立案された治療計画に基づきますが、一人ひとりの状況によって治療の前後や装置の変更は、当然に起こりうるモノです。
2) 矯正治療ですから、歯に接着固定する矯正器具を使うこともありますが、治療の中心は取り外し式の装置をお口に入れて使って頂くことになります。ですので、これら装置を入れられない場合、治療は出来ません。
3) 治療結果は、一人ひとりの成長力や装置の使用状況、タングトレーニング、体操、エクササイズ等によって変わってきます。
4) トレーニング、エクササイズは繰り返しの練習によって、身体やお口周りのより良い振る舞いを身につけて頂くために行います。方法が分かったからやらなくていいというものではありません。
5) 成長期の小児患者さんは、顎矯正治療後に経過観察を兼ねて、2~5年ほど成長を見守っていきます。成人患者さんでは顎矯正治療中または術後に、顎位と噛み合わせ安定のため、既存の歯科治療(かぶせ物)のやり直しとなる場合があります。

矯正歯科治療・顎矯正治療とは
  • 顎矯正・矯正歯科治療は、エキサイティングでダイナミックな治療です。
       ・より良い健康と快適性
       ・顔貌と姿勢バランスの改善
       ・自尊心の高まり
     ……などを得ることができます。
     一般的に、矯正歯科治療の成果は、患者さんのご理解とご協力によって得られます。したがって、矯正歯科治療を考えている人すべてに、ここに書かれているものと同じようなご案内が提供されます。健康的な歯と素晴らしい笑顔がもたらす恩恵について認識されるだけでなく、矯正歯科治療にある限界と潜在的なリスクについてもご承知下さい。治療の取り消しがなされるほどの重大な事態は滅多に起こりませんが、治療を受けるかどうか決定する際には、まずよくお考え下さい。矯正歯科治療は、ふつう、計画にそって行われますが、治療施術全般に言えることですけれども、結果についての完全な保障は出来ませんし、すべての結果をあらかじめ想定することもできません。
     矯正歯科治療は口腔衛生を改善します。また、顎矯正治療は美しく健康的な笑顔のために、歯と顔、頭位姿勢のバランスやハーモニーを作るのにもたいへん役立ちます。
     患者さんそれぞれの、現在のコンディションや生まれつきの原因による治療制限などのため、すべての人々に一定の利益を与えるということはできません。いかなる矯正歯科治療であっても、患者さんの治療に対する反応までは計ることができないのです。

治療目的
  •  矯正歯科治療は、歯に力をかけ調節することによって咬合を改善します。これにより、咀嚼(そしゃく)などのように通常毎日繰り返し行われる行為が原因で生じる外傷を防ぎます。矯正歯科治療によって、咀嚼(そしゃく)力は口のいたる所へと分散され、骨や根、歯周組織、顎関節上のストレスを最小限に留めることができます。
     矯正歯科治療は、歯の異常摩耗を含め、潜在的な歯科の問題を取り除きます。また、正しい口腔衛生法を用いて歯や歯ぐきを早期からケアしますと、将来、ムシ歯や歯周病の問題に悩まされることもなくなります。

リスク
  •  医科および矯正歯科を含めた歯科医療には、すべて、限界とリスクとがあります。幸いなことに、矯正歯科治療では合併症が生じることは滅多にありません。例えそれらが起こったとしても、たいしたことにはなりません。とはいえ、矯正歯科治療を受けるかどうか決める際にはよく考慮すべきです。矯正歯科治療に伴って生じる症状をいくつかご紹介致しましょう。
    1.多量に砂糖が含まれている食物を食べたり、歯磨きを怠けたりしますと、ムシ歯や歯周病、脱灰(歯の表面の白い点)などが生じます。これらは矯正歯科治療を受けなくとも生じますが、矯正装置や他の装置をつけている人はその危険性が高くなります。フッ素添加や石灰化促進の歯磨剤を使用していませんと、これらはもっと悪化します。
    2.患者さんの中には、矯正歯科治療中に歯の根が短くなる方もいます。ふつう、この短縮化はごくわずかで、それほど重大なことではありませんが、まれに歯の寿命や安定性、可動性を脅かすこともあります。
    3.歯を支えている骨や歯ぐきにすでに不健全な症状がある場合には、矯正歯科治療による歯の移動によって、さらなる悪影響を被るかもしれません。まれにこのような症状が見られなくても悪化する場合もあります。しかし、ふつう、矯正歯科治療は、歯並びや咬合の悪さが原因となって生じる歯の欠損や歯周病を減少させます。毎日、正しい口腔衛生法で歯垢を除去すれば、歯周組織の炎症や支持骨の欠損も生じません。
    4.矯正歯科治療が終了した後も、歯の位置は変化する傾向にあります。リテーナーを正しくつけることが、この傾向を減らしてくれます。咬合は、生涯を通じ、様々な要因に相対し変化していきます。その要因とは、矯正歯科医には力の及ばないもの……親知らずの萌出や舌のサイズをコントロールする遺伝的作用、歯および顎の成長や成熟に伴う変化、口呼吸、楽器の演奏やその他の口腔に係わる習癖などです。治療が終了した後に、追加治療が必要となるくらいに歯や顎の位置が逆変化することもあります。追加して行われる治療の範囲は、とりわけ生来の問題に左右され、矯正装置の再装着も併せた様々な治療が考えられます。
    5.顎の関節に問題が生じることもあります。痛みの発生、頭痛、顎関節(TMJ)や耳の問題などです。これらは矯正歯科治療を受けても受けなくても生じます。これら症状については、いずれも矯正歯科医に直ちにご報告下さい。
    6.歯の発達や萌出の過程は複雑です。乳歯が骨と融合(癒着(ゆちゃく))し動かなくなることがあります。これは、後続永久歯がない場合にしばしば起こります。癒着(ゆちゃく)した乳歯は、正しく発達し萌出し続けているその他の歯よりも、さらに下にとどまります。この問題は、永久歯にも起こり得ます。
    7.歯はささいな事故によって損傷を受けることがあります。また、歯に大きな充填物が詰められ、神経にダメージが生じることもあります。矯正歯科治療でこれらの歯を移動させますと、この状態が悪化したりあるいは根管治療が必要となったりすることがあります。
    8.矯正装置は、共に関連し合う非常に小さな部品から成り立っています。これらを、誤って飲み込んだり吸い込んだりしますと、口腔内に炎症や外傷を生じることがあります。弛(たる)んだり破損したりした装置によって、あるいは口をぶつけたりすることによって、頬や唇は傷ついたり炎症を起こしたりすることがあります。治療による不快感は予測しておくべきでしょう。不快感や痛みの感覚の期間は、人それぞれ異なり、処置の内容によっても異なります(一般的に調整後の不快感は24~48時間続きます)。異常な症状に気づいたり、装置を壊したりなくしたりした場合には、直ちに矯正歯科医へご連絡下さい。
    9.潜在的なダメージを負った歯や口腔組織の炎症を、故意に引っ掻(か)いたり突っついたりしますと、これらに損傷を与えることになります。過度の歯ぎしりは、歯を異常に摩耗させることもあります。
    10.マスクやヘッドギアを不当に取り扱ったり、また、これに衝撃が与えられたりしますと、顔面や目に障害を負う危険性があります。場合によっては、盲目となることもあり得ます。ヘッドギアを使用していて目に障害を負ったという報告が、若干ではありますがされております。乗馬やスポーツ、競技活動などを行う際にはマスクを外すようご注意下さい。マスクには安全システムが備え付けられていますが、それでもいつでも注意を怠らぬよう気をつけて下さい。
    11.叢生(そうせい)やひどい顎の不均衡(ふきんこう)を矯正する場合、矯正歯科治療に関連して口腔外科手術や抜歯、あるいは外科的矯正が必要とされることがあります。この処置を受けるかどうか決める際には、治療や麻酔に関する危険性について、一般外科医および口腔外科医にまずご相談下さい。
    12.定形とは異なる歯の形状や成長時の顎の異常変化は、望ましい結果に達しようとする能力を狭めてしまいます。時々、治療終了後に変化が起こり、追加治療が求められることがあります。場合によっては、外科手術も必要とされます。成長不調や歯の異常形状は、矯正歯科医のコントロールが及ばない生物学的作用なのです。矯正の動的処置後に生じた成長変化は、治療結果に悪影響を与えてしまうこともあります。
    13.より良い治療のために要する時間は、診断時に予定したものを越えてしまうかもしれません。過度の、あるいは不完全な骨成長、装置やエラスティック・ゴムの着用に対する協力不足、間違った歯磨きの仕方、装置の破損、ミス・アポイントメントやその他の要因は治療期間を延ばし、最終的な治療結果に悪影響を及ぼすことになります。
    14.透明や歯に近い色をしたブラケットを使用していて、ブラケットが破損したり歯を傷つけてしまったりした経験がある患者さんの割合についての報告がありますが、そこには、ブラケットを吸い込んでしまったり、歯のエナメル質が剥離したり、また、除去する際にブラケットが破砕してしまったりしたケースも含まれています。ブラケットが破砕しますと、患者さんに害を与えるような残余部分が残ってしまいます。
    15.矯正装置は、一定の治療成果をあげるために選択されています。装置の種類、構造、材料含有量はそれぞれに異なります。時々、装置の材料にアレルギー反応を引き起こす方がいらっしゃいます。そのアレルギーによって有害な反作用が生じたり、治療効果を狭めるような治療の変更や中止が求められたりします。ごくまれにではありますが、歯科材料アレルギーに対する医療処置が必要とされることもあります。
    16.生活歯や損失歯のサイズや形状は変化に富んでいるため、理想的な結果を得る(例えば、完全に隙間を閉じる)には、修復歯科治療が必要とされます。もっとも一般的な歯科治療は、審美的治療、クラウンやブリッジによる補綴(ほてつ)、そして歯周治療です。矯正歯科治療を補助する歯科及び医療ケアについて疑問をお持ちでしたら、どうぞご相談下さい。
    17.骨や血液、内分泌腺の疾患は矯正治療に悪影響を及ぼします。身体的に何らかの課題をお持ちの方、また異常を生じた際には、必ず矯正歯科医にお教え下さい。

外科的矯正手術についての考察
  •  矯正歯科医から指示された治療計画に、矯正歯科治療だけでなく顎の外科的移動も含まれておりましたら、治療を受けることを決定する前に、まず次のことをよくお考え下さい。
    1.外科的矯正に先立ち行われる矯正装置を用いた歯の移動は、上下顎それぞれで歯を適当な位置に導くためです。このまま咬合を修正するわけではありません。実際、この治療段階では症状も咬合も悪化します。
    2.患者さんからの希望によって、治療計画を外科手術のあるものからないものに変更することは、治療期間を延ばし治療の成果を下げることになります。
    3.治療計画の変更については、かかりつけの歯科医および口腔外科医ともよくご相談下さい。
    4.矯正歯科治療に係わる手術は、経済的懸念(けねん)も生じさせます。治療を開始する前に口腔及び顎骨顔面の手術について話し合うことは、提案された治療計画を実際に受けるかどうか決めるのに役立ちます。
    5.最近の傾向としまして、外科手術を先行させる治療手法が脚光(きゃっこう)を浴びています。これは骨格の課題を先に改善するモノで、お口の機能的な環境が変わり、手術後の歯列矯正がスムーズに進む効果がありますが、健康保険では認められていないという現実があることにご留意ください。
    (外科的矯正が適応の方は専門の機関を紹介いたします)